双極性障害ⅱ型の知識を身につけよう|心の病気改善ガイダンス

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病気を受け入れる

双極性障害ⅱ型は双極性障害ⅰ型に比べて症状は軽いものの、その分コントロールしにくく治療も難しくなる傾向にあります。双極性障害ⅱ型もⅰ型もハイテンションになる躁状態と気分が下がる鬱状態を繰り返し、躁の症状も鬱の症状も一時的に出ない状態である寛解状態になることを繰り返します。鬱の症状だけ出るうつ病とは違い、躁の症状も出るのがこの病気の特徴ですが、躁の状態と同じくらい鬱状態が続くわけではなく、実は躁の状態よりも鬱の状態の方が長く症状が出ることもあります。双極性障害ⅰ型は全体の約3分の1の期間が鬱状態になるのに対し、双極性障害ⅱ型の場合は全体の期間の半分以上を占めることもあります。その為、双極性障害ⅱ型の治療は長い鬱状態とどう向き合って対処していくかが課題となります。割と肯定的な考え方が出来る躁状態とは違い、否定的な考え方をしてしまう鬱状態は治療自体信じられなかったり自己嫌悪などに陥りやすく治療も難航しやすいと言われています。まずは完治を目指すのではなく、8割ぐらい良くなることを目指して治療に励むほうが良いと言われています。

再発を予防する

双極性障害は治ったと思ってもまた同じような症状がぶり返されることがあります。再発を予防するのが双極性障害の最大の課題になりますが、再発を予防するのは難しいことでもあります。まずは、最初に発症した時にどんなことが原因で発症したのか、ということを知っておく必要があります。激務が続いていてろくに睡眠や食事が取れていなかったとか、親しい人との別れがあったとか、背景にどんな原因があったのか考えられるものを知っておくことで次に再発するのを予防することが出来ます。再発の初期症状というのは、自分でも周りも気付かないことが多いです。段々睡眠時間が少なくなったり、衝動買いするようになったり、積極的になったりと、再発の兆候にはどんなものがあるのか家族と協力し合って気付けるような環境を作ることも大切です。再発の兆候が見られるようになったらすぐに主治医に相談して早めにまた治療を始めれば大事には至りません。一気に一度で治そうとせずに、少しずつ症状を改善させていくことが大事です。